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2013.08.20

「風立ちぬ」について

もう3週間も経ってしまいましたが、8月1日に「風立ちぬ」を嫁さんと観てきました。
以前は週に1〜2本ほど映画館に足を運んでいたのですが、ここ数年は1年で1本見に行けばいい方という、何ともだらしの無い状態なので、「何をか言わんや」とも思うのですが、まあいつも似たような記事ばかりなので、たまには映画の話にもお付き合い下さい。

さて、「風立ちぬ」。
見終わった時、「フランス(あるいは北欧?)映画みたいだなぁ」と思いました。
全部理解できた訳ではないけれど、すごく心に引っかかってまた観たくなる、そんな映画だと感じました。
同時にジブリ&宮崎アニメだと思って見に来たお客さんは混乱するだろうなと、…賛否両論というのは分かるなぁとも。

今日のたまむすびでの町山さんの解説で気付いたけれど、「風立ちぬ」を観て僕が感じたモノは、モネの絵を見た時に受けた感銘に似ているんだと思う。
「風立ちぬ」は宮崎さんのフィルターを通した描写なんだろうなぁ。
そこに分かりやすい主題やあからさまな結末や筋は用意していないんだと思う。
そんなの映画じゃないと云う人もいるかもしれない。でも僕はそういう映画こそ、生きていく上で心のよりどころになる映画だと思う。

内田樹さんがブログの中で“映画批評は「通夜の客の思い出話」に似ている”と書いていたけれど、いろんな感想が出る映画程、さっき云った「心のよりどころになる映画」なんじゃないだろうか?
「感動しました」とか「超サイコー!」みたいに同じような感想ばかりの映画は、おそらくたいした事ないんです。

これも内田さんのブログに書いてあったけれど、
“よい映画の対極にあるのは「その映画を観たことをできるだけ早く忘れたくなる映画」ではない。「その映画を観たことを忘れるためにいかなる努力も要さない映画」である。”と。
…そんな映画多くないですかぁ?

公開終了までにもう一度劇場で観てこなきゃなぁ。

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