2018.04.27

18歳のじいちゃん猫

先日飼っている猫がなくなりました。
元々嫁さんが飼っていた御年18歳のじいちゃん猫でした。
名前はせつ(別名:チャイコ)。

実はもう1匹、こっちは僕が飼っていた2歳下の猫がいます。
こちらも十分じいちゃんです。
こっちの名前はジジ(別名:ボボタ)

 

…で、チャイコはボボタに比べてよく吐きました。
平均すると1週間に1回は吐きました。毛が少し長いのと、よく噛んで食べないからなのかと思ってました。
あと、4〜5年前から便に血がつくようになっていましたね。
ワクチンを注射する時に便を持っていった事も何回かあったのですが、動物病院では何も言われなかったです。

また、数年前からヘルニアを患っていて、便秘しがちな猫だったので、時折踏ん張っても便が出ない時は苦しそうでしたね。
そんな時もよく吐いてました。

 

おかしいなと思い始めたのは、昨年(2017年)の11月頃ですか…。
食べる度に少し柔らかめの便が出てました。便の前にはおならも出てました。
食べた後しばらくは、おなかもゴロゴロなってましたね。
でも食欲もあるし、毛艶もいいし、体調も良さそうなので特に心配していませんでした。

本格的におかしくなって来たのは大晦日あたり。
下痢気味で小指の先程の血の塊のような便をしました。また、今までのない臭いおならもしました。
年が明けて1/3あたりからは食欲がなくなり、1/5には食べなくなってしまい朝と晩に少し吐いたので、翌日動物病院へ連れていきました。

 

血液検査と便を診てもらい、大腸の炎症らしいと言われました。
脱水もおこしていたので、ビタミン・痛み止め・炎症を抑える薬の入った皮下注射をしてもらい、炎症を抑える飲み薬をもらって帰って来ました。

一週間ほどは消炎剤が多少効いたのか少し餌も食べてくれたが、だんだん食べなくなり便の状態も悪くなってきたので、1/15に再び病院へ連れて行く。

レントゲンを撮って肛門に指を突っ込んで調べてもらう。やはり腸の炎症(IBD)とのこと。
ステロイドを10日分出してもらう。

 

ステロイドを飲んで2〜3日は少し調子が良くなったが、錠剤だったのでだんだん吐き出すようになり、また症状が悪くなってくる。
1/21、病院に電話してシロップに変えてもらう。
シリンジを使い、嫁さんと二人がかりで何とか飲ませる。
エサも色々と変えて食べたり食べなかったりの日々。便の調子は相変わらず悪いので、うんこをする度にオシリを拭くが、取り切れないので布団の上などは結構悲惨な状態に(涙)。

1/28、やっぱりシリンジでうまく飲ませられないので、病院で2週間分のステロイド注射をしてもらう。

 

2月に入り、初旬は大雪で病院にも行けず。何とか家でできるケアをする。
チャイコ自身も食べるとうんこが出ないので食べられず、食べたいのに食べれないので、不満がたまり布団におしっこをするようになる。(←たぶん八つ当たり)

2/9、前日から全く食べないので病院へ。半日かけて点滴をしてもらう。
その間に汚れ物の洗濯やペットシーツやおむつ、キャットフードを色々と買い込む。

元気な頃はたまにしか与えないウェットフードを喜んで食べていたが、年明けからは見向きもしなくなったのは不思議だった。
いや、正確に言えば、器に入れている時はすごく期待して待っているのだけれど、いざ顔の前に持っていくと「プイ」っと顔をそむけてしまう。

 

そんなこんなで色々なエサを試しながら、一進一退の日々。
2月も後半に入りおしりから便が常に出ているような感じ。八つ当たりの布団におしっこも度々。
2/22に病院へ行き、下痢止めと(2週間分でない)単発のステロイドを点滴してもらう。

 

2/28、便で部屋が汚れて後始末が大変なので、チャイコを奥の部屋に隔離する(家の中で入院させたイメージ)。
床にペットシーツを敷き詰め、大きいベッドと小さいベッドを用意して、毛布などを敷いて好きな所に居られるように。
少し胸が痛んだが、お互いその方が良いだろうと…。
また、この日からシリンジで朝昼晩とにゃんにゃんカロリーを与える。ドライフードも少し置いておく。

入院患者さん(チャイコ)は、そんなに嫌がることもなく、奥の部屋で過ごしてくれた。
1日3回のにゃんにゃんカロリーでは多いのか、うんこが出ずウロウロして時折吐くので、3/14から朝晩の1日2回にする。

この頃、体重は3キロあるかどうかだったのかな?えらく軽くなっていた。
元々大きな猫で一番重かった時は8キロ近くあり、昨年までは6.5キロだったので、半分以下になっていたのだろう…。

 

3月に入ってからは病院へも行かなかった。
行った所で点滴や注射をするだけなので、逆に苦しめるだけなのかなと思い…。

 

にゃんにゃんカロリーを食べさせて、汚れた毛布を洗う日々。
そのあいだ僕の方は検査入院があり、嫁さんの方は東京で2回研修などがあったんですが、ちょうどそれらが終わった頃でした。

前の日からにゃんにゃんカロリーを食べにくそうにしていた4/10の朝、洗濯物をかけようとしてチャイコを見ると、小さいベッドから半分だけ身体を出した所で力尽きたのか突っ伏して倒れていました。
反応も鈍く体温も低かったのでビックリしましたが、まだ息はありました。
とりあえず日差しの当たる暖かい所で寝かせて身体を温めてやると、自力で頭を持ち上げてベッドから出ようとするくらいに回復しました。

 

昼からもぐったりと少し回復を繰り返し、何とか嫁さんの帰るのを待っているようでした。
嫁さんが帰ると、ここしばらく聞いていませんでしたが、ゴロゴロと喉を鳴らしました。

夕食後の10時半過ぎ、嫁さんと僕が少し目を離した10分くらいの間にこっそり旅立っていきました。
よく頑張ったね。一生忘れないよ。

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2018.04.20

肺動脈性肺高血圧症

3月下旬に大学病院で2泊3日の検査入院をしてきました。
前回、無呼吸症候群で通っている病院で心カテを行い、肺高血圧症には間違いないのだが、もう少し詳しい検査をしない事には分類できないという事で大学病院を紹介されました。

〜肺高血圧症について〜

肺高血圧症は、大きく分けて5つに分類できるらしいです。

  1. 肺動脈性肺高血圧症
  2. 左心疾患に伴う肺高血圧症
  3. 肺疾患/低酸素血症に伴う肺高血圧症
  4. 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
  5. 詳細不明/多因子の機序による肺高血圧症

 

[参考にさせていただいたページ]

 

入院中に、心エコー/胸部CT(造影剤)/心カテ/呼吸機能/経食道心エコーなどの検査、
退院後に外来で、運動負荷心エコー/心臓MRIの2つの検査を行いました。
※次回、肺換気血流シンチグラムという検査があるようです。

検査の結果、僕の場合は「肺動脈性肺高血圧症」との診断を受けました。
肺動脈平均圧が35mmHgあるそうです。(25mmHg以上が肺動脈性肺高血圧症)

 

心臓自体にも、筋膜が固くなっていたり、右心室に大きな瘤があったりと、色々と問題があるようなのですが、生まれつきの心室中隔欠損症を手術する4歳までの間に、ある程度「肺高血圧症」を発症していて、加齢によって症状が悪くなってきたというのが、しっくり来るらしいです。

今後、肺血管拡張薬による治療が始まるのですが、かなり強い薬を使うらしく、1ヶ月程度入院しながらの治療になるそうです。
う〜ん、1ヶ月入院は厳しいなぁ。まあ、仕方ですが。
早めに病気が見つかって良かったと考えときましょう。

 

[参考にさせていただいたページ]

 

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2018.02.15

成人先天性心疾患

昨年の夏に、かなりの頻度で不整脈が起こるのとすぐ息切れしてしまうので、無呼吸症候群で通っている病院に相談して、循環器内科の先生に診てもらいました。
ホルター心電図や心エコーの結果などから、中等度の肺高血圧になっていると診断を受け、その原因が何に由来しているのか分からないので、心カテ(心臓カテーテル検査)を行うことに。

先日、1泊入院で心カテを行なってきました。
どうやら「成人先天性心疾患」の可能性が強く、もう一度大学病院で再検査を受けることになりました。

 

さて、成人先天性心疾患とは?

僕は生まれつき心室中隔欠損症で4歳で手術を受けました。
(今から44年ほど前です)
そうやって子供の頃に手術を受けた患者が成長し、問題なく生活していくのですが、今度は加齢の影響で再び何からの症状が出て、治療や手術が必要になる事があるようです。

 

また、問題点もいくつかあり、
1つめは、成長するにつれて生活範囲や生活のリズム・住居の場所などか変化し、循環器小児科から通常の循環器科への移行ができていないという事。

僕も小学生までは毎年検診を受けにいっていましたが、体も成長し、特に問題もなかったので、中学生になった際に行くのをやめてしましました。

 

2つめとして、
(小児科でない)循環器内科医は先天性心疾患を元々あまり診ていないため知識が少ないという事もあるらしいです。

僕も昨年とは別に、30代後半とおととしの2回、不整脈がよく出るので、病院を受診して昨年と同じようにホルター心電図や心エコーを行いました。
その時は、(ニュアンス的にですが)「成人先天性心疾患」という考えはなく、年一回程度の経過観察で大丈夫でしょうという事でした。

※大学病院での検査でも、経過観察で大丈夫という事なら良いんですが(汗)。

 

一応、参考にさせていただいたページを載せておきます。

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2013.12.01

Web Designingの誌面から 2013.12

今月のWeb Designing(2013年12月号)の「WD WEBSITE FRONT」から気になったサイトを勝手ながら紹介してみます。興味があればお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

「HOWLT」 http://www.howlt.com/
LOWORKSが手がける新たなレーベル「HOWIT」のオフィシャルサイトだそうです。(なんのこっちゃよーわかりませんが)
一見重たそうなサイトなんですが、実にサクサク動く!
大事ですね、サクサク感。ついつい色々と見てしまいます。

 

「カタチラボ - 瀬戸内国際芸術祭 2013 小豆島 / graf 出展作品」
http://www.graf-d3.com/islandlab_sounds/
grafによる瀬戸内国際芸術祭 2013出品作品だそうです。
写真と音だけのアプローチです。こういうコトって、できそうで出来ないモノだと思います。いいセンスしてますね。

 

「BLESSING - Tadashi URA Art Exhibition 2013」
http://www.twotone.jp/blessing/
画家 浦正さんによる個展「BLESSING」のプロモーションサイトだそうです。
線画によるアニメーションとクリックすると表示されていく言葉、それが音楽とあいまって何とも魅力的な雰囲気を醸し出します。
天才の仕事ですね。

 

「24Colors Of Tokyo - 東京の24色」
http://kuri.nifty.com/mock/201310/tokyo24/
ニフティが運営する「Mockup」10月号の個人研究「ものづくり」内のコンテンツだそうです。
東京の24時間を24色相にわけ画像で表現しています。こういうのも好きですね。

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2013.11.01

Web Designingの誌面から 2013.11

今月のWeb Designing(2013年11月号)の「WD WEBSITE FRONT」から気になったサイトを勝手ながら紹介してみます。興味があればお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

「ルージュアレーブル|クレ・ド・ポー ボーテ」
http://www.cledepeau-beaute.com/jp/rougealevres/
資生堂のプレステージブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の新「ルージュアレーブル」発売を記念したスペシャルサイトだそうです。(なんのこっちゃサッパリわからん!)
モデルさんが綺麗ですね!このモデルさんが動いてるだけで成功だと思います。昔あったユニクロ時計みたいにね。
それをわかっているのか、余分なことをしていないのがとっても良いです。日本のサイトにありがちな「こんなんもできまっせ、あんなんもどうでっか」というサイトには、少々ゲンナリしてしまいます。
あと、動画がたくさんあるのに読み込み時間がかからないのも素敵です。

 

「オキナワーズ」 http://okinahours.com/
ANAと沖縄県によるスペシャルサイトだそうです。
こちらは逆に豊富なコンテンツをうまくまとめてあるなと思います。
トップのスクロースすると、島を巡るようになっている演出も良いアイディアですね。

 

「堺菊守 重陽」 http://chouyou.kikumori.co.jp/
河村刃物株式会社の新ブランド「重陽」シリーズのサイトだそうです。
シンプルですね。無駄な一切を削ぎ落として必要にして充分というコンセプトでしょうか?
機能美ともいえる商品にぴったりマッチしてると思います。

 

「FOURDIGIT DESIGN Inc.」 http://4dd.jp/service
Web制作会社「フォーデジットデザイン」のサイトだそうです。
いまどきのデザインですね。ページを表示する際のグリッド演出がかっこいいです!
jQueryの「pjax」というのを使っているようです。要チェックですね。

 

「最果タヒ.jp」 http://tahi.jp/
詩人・小説家の最果タヒさんのサイトだそうです。
言葉を生業にしている方らしいサイトですね。インパクト抜群です。日本語で明朝体というのがポイントでしょうね。なんだか呪われそうな不気味さがあります。

 

「WWF」 http://40.wwf.fr/fr/
フランスの環境保全団体WWFの40周年を記念して作られたサイトだそうです。
野生動物が持つ本物の迫力が凄まじいですね!圧倒されます。
…どーでもいいですが、WWFと聞くと、プロレスを思い出すのは僕だけではないハズです。ビンス・マクマホン!

 

「ASITANOSIKAKU アシタノシカク株式会社」 http://www.asitanosikaku.jp/
アートディレクター大垣ガク氏が率いるデザインオフィスのサイトだそうです。
アーティストやデザイナーのサイトはこういう風に独特の世界観が必要ですよね。

 

「Sonia by Sonia Rykiel Fall Winter 2013」 http://www.soniaby.com/en/
映像でコーディネートを紹介しています。少々重たいのが玉にキズですね。

 

「MILE-POST」 http://mile-post.org/
非常にシンプルなデザインながら妙にあたたかさを感じます。

 

今回はなんだか本物の力というか誤魔化さない潔さみたいな物を感じるサイトが多かったように思います。

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